B'z DINOSAUR アルバムレビュー 最新にして最高!?タイトルに隠された意味とは、、、
どうもこんにちはアズです。
今回はかなり久しぶりの投稿となって申し訳ありません(約半年ぶり、、、)
と、まあ半年の間にいろいろありましたね!
B'z SHOWCASE 2017
ロックフェス
Mステ出演(声明&ultra soul)
その他のテレビ出演(Still Alive イチブトゼンブ いつかのメリークリスマス)
アルバムDINOSAUR&ツアー
レディクレ
などなど
その中から今回は2017年11月29日に発売したアルバム DINOSAUR のレビューをしたいと思います。
- 1 Dinosaur
- 2 CHAMP
- 3 Still Alive
- 4 ハルカ
- 5 それでもやっぱり
- 6 声明
- 7 Queen Of The Night
- 8 SKYROCKET
- 9 ルーフトップ
- 10 弱い男
- 11 愛しき幽霊
- 12 King Of The Street
- 13 Purple Pink Orange
- <総評>
1 Dinosaur
1分40秒を越える壮大なイントロから始まる本作の表題曲
恐竜の唸り声のようなギターから開幕し長いですが飽きさせないのはさすがTakと言うほかありません
また歌詞の
「Call Me Dinosaur 真似できんだろ」
というフレーズがこのアルバムの全てと言っても過言ではないワードです。
Dinosaur の意味は「恐竜」はもちろん「時代遅れ」というような意味も含まれておりそのことを踏まえて先ほどの歌詞を聴くと
「時代遅れって呼びなよ (でも俺たちのスタイルを)真似できないだろ」
というふう自信に聴こえます。
いまや日本の音楽シーンの表舞台でハードロックを掲げて活動しているのはB'zだけだ!というのを言われたのがきっかけでこのような方向性にしたらしいです。
B’zらしいハードなサウンドにキャッチーなフレーズが散りばめられていて馴染みやすい曲です。
2 CHAMP
待ってました!!
と言いたくなるようなゴリゴリのハードロック
Dinosaurに続いて約30年間走り続けてきたからこその自信が見えてくるようで歌詞もB'zにしか書けないようなまさにCHAMPとしての責任や孤独感を歌った曲
個人的にDINOSAURで1,2を争うほどのお気に入りです。
ぶっちぎってます!
3 Still Alive
2017年B’zが一番推していた曲でB'zのお二人も非常に気に入っている曲です。
この曲のレビューは以前書いたのでよろしければ是非見てください⬇
4 ハルカ
独特のメロディーと稲葉さんらしい歌詞でポップな曲ですんなり聴けます。
サビの転調も好きです。
稲葉さんにこう思わせるってどんな人なんだろうか、、、
ギターソロにReal Thing Shakes を思い浮かべたのは私だけじゃないはず!
5 それでもやっぱり
全曲までとは打って変わってしっとりとしたバラードです。
雰囲気としてはClassmateに似ています。がギターソロの激しさが良い感じです。
最近のバラードは昔の恋を思い出して、、、みたいな曲が多いような印象です。
個人的にはOCEANやALONEのような王道バラードの新曲が出てほしいのが本音です。
6 声明
こちらも2017年のシングルでStill Aliveと共にレビューしたので是非
7 Queen Of The Night
サビのテンポが格好良く、非常に聴きやすい印象です
またQueen Of The Nightは「月下美人」という花を指しており一晩だけ美しく咲いて萎むという花です。
これは単に女性だけでなく男性にも当てはまる歌詞です。
噂では木村拓哉さんへ向けての曲だとか、、、
DINOSAURの曲でLIVEでの演奏がなかった唯一の曲です。(聴きたかった、、、)
8 SKYROCKET
思わず体が動いてしまうようなポップな曲です
手拍子しながら「シャラララ ブルースカイロケット」のフレーズで一体感が生まれ案の定ライブで盛り上がりました。
「シャラララ」といえばハピネス、arizona でしたがSKYROCKETも仲間入りを果たしました(笑)
「シャラララ」って素敵な響きですね。
9 ルーフトップ
個人的にこのアルバムでCHAMPと並んで大好きな曲です。
とりあえず雰囲気が最高に良い!懐かしさ、優しさを感じられます。
IN THE LIFE や RUNに入っていても違和感ないような曲。
「行く先を見据えて 町を出るんだと笑う その眼差しを見た僕はサボり過ぎてたと知る」
この歌詞が凄い大好きなんです。
10 弱い男
題名だけ見たとき完全なネタ曲だと思いましたが、聴いてみると「わかるわ~」と思ってしまうような内容の良い歌詞です。
「自分に近いものをじわじわと犠牲にしながら他人とは円満にお付き合いしていきたいタイプ」
こんな情けない部分とか共感しちゃいますし、あの稲葉さんが書いてるんだから前を向けます。
珍しくサックスソロもあり良い味を出していました。
さらにライブでの「デデン!」がすっごい盛り上がり面白かったです。
11 愛しき幽霊
こちらはバラードなんですが内容は例の 昔の恋を思い出して、、、
パターンです。
しかし個人的にはこっちの方が好きです。
上手く言えませんが雰囲気が好きです。
どうでも良いですが出だしの
「消えてしまいたくなるような大きな不安や虚しさはない」
の「不安や」が歌詞見るまでなんて言ってるのか分からなかったです。
ライブでは「不安や」を聴きやすく強調してた印象があります。
どうでもいいですねほんとに(笑)
12 King Of The Street
ポップでロックのB'zらしい曲です。
ゲームセンターに流れてそうなイントロで最初から最後までハイテンション
しかし歌詞は何もかもを捨てて気ままに生きている男の歌です。
そんな暮らしの中でも
「本気で目を凝らし探してみりゃ どんなものも手に入れられる」
「当たりかハズレかわからないけどこれもひとつのライフ」
っていう歌詞が好きです。
13 Purple Pink Orange
待ってました!!(2回目)
光芒を彷彿とさせる壮大なロックバラード
最後を締めくくるにふさわしい名曲です。
また終わり方が斬新で最初は えっ?ってなりました。
力強く、壮大なんですが歌詞は自分の弱さに対しての不安や苛立ちを書いていて絶妙です。
<総評>
10/10
最初だけ聴くとゴリゴリのハードロックアルバムですが、中盤からバラード、ポップとバラエティーに富んだ作品になった印象です。
発売から3ヶ月たった今でもしょっちゅう聴いています。
個人的には聴きたかったハードロック(CHAMP)壮大なロックバラード(Purple Pink Orange)が久しぶりに収録されていたので大満足でした。
1つ贅沢を言うなら、王道バラード(OCEAN ALONE)のような新曲が聴きたかった、、、
そこを差し引いても最高のアルバムに変わりなく一聴の価値は十分にあります。
また限定版にはROCK IN JAPANの映像も収録されておりこれが圧巻です。
まさにCHAMPの如きステージです。
B'zに興味ある人、興味ない人、聴かなくなった人にもお勧めです。